ゼジューラの副作用

骨髄抑制

血液を作る骨髄の機能が低下し、以下のような症状があらわれることがあります。

• 血小板減少
  あざができやすくなる、
  鼻をかんだ時に血が出る
• 貧血
  顔色が悪くなる、心拍数が増える、
  立ちくらみ、息切れ、めまいが起こる
• 好中球減少
  感染症にかかりやすくなり、
  熱が出る、
  悪寒がする、咳が出る

骨髄抑制に対して適切な処置を行うために、ゼジューラの服用中は、定期的に血液検査を行います。
場合によっては、骨髄抑制に対する治療が行われます。

高血圧

血圧が高くなることがあります。自覚症状はほとんどないため、定期的に血圧や心拍数を測定します。
もともと血圧が高い場合は特に、血圧の上昇に気をつけてください。
また、血圧のお薬が処方されている場合は、忘れずに、処方どおりに服用してください。

吐き気・嘔吐

気持ちが悪くなって吐きそうになったり、実際に吐いてしまったりすることがあります。

対策

• 消化の良いものを食べる
• 部屋を換気するなど、新鮮な空気が入るようにする
• 体を締め付ける服は避ける

このほか、お薬によって吐き気を抑えたり、症状を軽くしたりすることができますので、希望する場合は医師にご相談ください。

疲労

いつもの生活が送りづらいと感じ、疲れがあらわれることがあります。

対策

• 少しずつこまめに休息をとる
• 疲労を感じるパターンや時間を把握して活動をする
• 可能な範囲で、軽い運動やマッサージをする

便秘

便を十分に出しきれない状態が続くことがあります。

対策

• 水分をとる
• 食物繊維を多く含んだものを食べる
• 散歩など無理のない範囲で体を動かす
• お腹をやさしくマッサージする

ゼジューラの服用中にあらわれることがある副作用の自覚症状は、以下のとおりです。これらの症状に気がついた場合は、医師や薬剤師、看護師にご相談ください。